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着任御挨拶

 

在ルクセンブルク日本国大使館ホームページにようこそお越し下さいました。この場を借りて一言御挨拶を申し上げさせていただきます。

 私は、本年5月末に駐ルクセンブルク大使として着任いたしました。ルクセンブルクへは26年程前、天皇皇后両陛下(当時、皇太子同妃両殿下)の随員として一度訪れたことがあります。その当時、緑に包まれた森と渓谷、そして中世ロマンへの夢を誘う古城など風光明媚なこの国の印象が強く残っております。勿論その当時から日本の皇室とルクセンブルクの大公室は長い交流を基にとても親密な関係を築いており、このことがいろいろな分野での両国関係の友好親善と信頼の礎になっていると実感しておりました。

 今回、大使として赴任するにあたり、改めてルクセンブルク国の歴史と現在を調べてみて、この国の不思議を再認識いたしました。

 国土の面積は、日本の神奈川県と同じ位で、人口も50万人程といういわば小国でありながら、EUの中心国としての役割を果たし、ヨーロッパの金融センターとしても広く知られ、国民1人当たりのGDPは、統計上、世界第一位と生活水準も世界で最も豊かな国として存在していることに驚きます。

 また、教育についても、幼児園から母国語のルクセンブルク語で始まり、そして小学校1年生からドイツ語の教科書を使いドイツ語を、小学校2年生からフランス語を学び始め中学生からは英語の教育をも始めるというこの国のスパルタ教育自体にも驚きとともに強い関心を抱いた次第です。

 これからの大使としての仕事は、両国関係の一層の友好親善の増進に努めることや両国の経済交流、文化交流を更に促進させることなど多々ありますが、ルクセンブルクに在留している日系企業や約460人の日本人の方々 、当地を訪れる日本人旅行者の方々、そして日本へ進出したルクセンブルクの企業や旅行者の方々のお役に立つことにも、精一杯尽力して参りたいと思っています。御要望や御意見がございましたら、このホームページはもとよりですが、いろいろな機会を捉えて是非当方にお寄せいただければ幸いです。

 どうぞこれからよろしくお願いいたします。

 

平成21年6月12日

駐ルクセンブルク大使

末綱 隆