置き引きやスリに十分ご注意ください!

令和元年5月24日

●今年に入って置き引き・スリ被害が増えています。
●ブリュッセル・ルクセンブルク間を結ぶ電車や高速バスでの発生が多いです。
●ホテルの朝食ビュッフェ会場において,座席から荷物が置き引きに遭っています。
●長期滞在者よりも短期の邦人旅行者が,多く犯罪の被害に遭っています。
 
 今年に入って当館に,荷物や財布等を盗まれたとの報告がいくつか寄せられております。ご参考までに,最近の被害事例をご案内すると共に,そうした被害に遭わないための対策などについてご案内いたします。安全で快適な当地ご滞在の一助となれば幸いです。
 
【犯罪多発箇所】
○ベルギー・ブリュッセルからルクセンブルクまでの電車・高速バス
○ルクセンブルク市内のホテルの朝食ビュッフェ会場
 
【具体的な被害例】
・列車内の上部網棚に置いたスーツケース・旅行カバンをそのまま盗まれた。
・ホテルの朝食ビュッフェにおいて,食事を取っている間に座席からカバンが盗まれた。
・食事中に隣の席や足下に置いていたカバンが盗まれた。
・バスの座席で居眠りしていたら,抱えていたカバンから財布が盗まれた。
 
【被害防止アドバイス】
○乗り物の網棚やビュッフェの座席に,貴重品や荷物を置かない。
○やむを得ず,身体から荷物を話す場合には,
  貴重品の入った荷物は肌身離さず持ち歩く。
  施錠できる鞄は必ず施錠する。
  空席等に置く場合には,持ち手の一部を常に掴んでおく。
 等,自分の荷物に常に注意を怠らない。
○リュックサックや肩掛け鞄などは,身につけたままの状態で勝手にチャックを開けられ,中を物色されても気づきにくい。
○食事中に上着等を脱ぐことが予想される場合,現金,クレジットカード,旅券などは上着以外の肌身から離さない場所に入れておく。

【参考情報】
 安全情報をタイムリーに入手するため,3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
 安全対策基礎データ(在ルクセンブルク日本国大使館)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_176.html

 なお旅券を紛失された場合,その再発行には一定の時間を要します。以降の旅程や帰国日程の変更を余儀なくされる場合もありますので,十分ご注意ください。万一,旅券の盗難被害に遭われた際は,下記までご連絡ください。

(連絡先)
在ルクセンブルク日本国大使館
TEL: (+352) 46 41 51-1
e-mail: consulate.embjapan@lx.mofa.go.jp
URL  : https://www.lu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html