オンライン講演会のお知らせ(第2回:杉山将 理化学研究所 革新知能統合研究センター長)

令和3年10月5日
当館は、本年10月、ルクセンブルク大学との共催にて3回にわたってオンライン講演会(ウェビナー)を開催します。
第2回目となる杉山将・理化学研究所 革新知能統合研究センターの講演については、下記の通りです。

参加をご希望の方は、下記URLよりご登録下さい。
参加登録URL:
https://forms.gle/kpHkg3ETqejeDKgq7
(参加は無料です)

日時:10月13日(水)13:15~14:45(UTC+2)

講師:杉山将 理化学研究所 革新知能統合研究センター長・東京大学教授

演題:AI Research in Japan: Challenges at RIKEN Center for Advance Intelligence Project

言語:英語

フォーマット:Cisco Webex

講演概要:
RIKEN Center for Advanced Intelligence Project (AIP) was founded in 2016 as the research center for the 10-year AIP project under Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT), Japan. 
At RIKEN-AIP, we are tackling the following 5 activities:
- Develop next-generation AI technology (learning and optimization theory)
- Accelerate scientific research (material, cancer, stem cells, genomics)
- Solve socially critical problems (natural disaster, elderly healthcare)
- Study of ethical, legal and social issues of AI (ethical guideline, privacy protection)
- Human resource development (researchers, interns, visiting scientists, and industrial projects)
In this talk, I will give an overview of our recent achievement and challenges.

講師略歴:
1974年大阪生まれ。情報工学の学士(工学)、修士(工学)、博士(工学)の学位をそれぞれ1997年、1999年、2001年に東京工業大学から取得。2001年より同大学の助手、2003年より助教授(2007年より准教授に改称)。2014年より東京大学教授。2016年より理化学研究所革新知能統合研究センター長を併任。2003年から2004年にかけ、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団フェローとしてドイツ・ベルリンのフラウンホーファー研究所に滞在。2006年にはヨーロッパ委員会エラスムス・ムンダス助成を受け、英国・エディンバラのエディンバラ大学に滞在。非定常環境下での機械学習の研究に対して、2007年IBM Faculty Awardを受賞。密度比推定に基づく機械学習の研究に対して、2011年情報処理学会長尾真記念特別賞および2014年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。また、一連の機械学習研究に対して、2016年度日本学術振興会賞および日本学士院学術奨励賞を受賞。機械学習とデータマイニングの理論研究とアルゴリズムの開発、および、その信号処理、画像処理、ロボット制御などへの応用研究に従事。