ワクチンブースター接種までの間隔短縮

2021/12/18
  12月16日、ルクセンブルク保健省は、新型コロナウイルスのワクチン接種戦略について、ブースター接種までの間隔を短縮すると発表しました。概要は以下のとおりです。

1.現在の感染拡大、変異株オミクロンの脅威、ワクチン接種者の入院の増加等を受けて、12月14日に出された感染症高等評議会(CSMI)の勧告に基づき、12月15日の閣議において、ファイザー社またはモデルナ社製ワクチンによる一次接種の完了(注:ワクチンの2回接種完了またはジョンソン・エンド・ジョンソン社製ワクチンについては1回接種完了)の際の最後のワクチン接種から、ブースター接種までの間隔を6カ月から5カ月に短縮することが決定された。

2.政府は2段階に分けて、ブースター接種を進める予定である。12月20日の週から2021年末までに発送する案内状によって、前回のワクチン接種から5ヶ月後以降にブースター接種が可能となる。2022年1月3日の週に発送される案内状によって、前回のワクチン接種から4ヶ月後以降にブースター接種が可能となる。

3.ブースター接種は、一次接種の完了から少なくとも5ヵ月後、または一次接種がアストラゼネカ社製ヴァクスゼブリアを接種している場合は、前回の接種から少なくとも4ヵ月後に接種される。ブースター接種で使用するワクチンの種類は、一次接種で使用したワクチンに関わらず、以下のmRNAワクチンである。
(1)ファイザー/バイオテック社製コミルナティ:30ug(全量)
(2)またはモデルナ社製スパイクバックス:50ug(半量)。
またブースター接種では、一次接種に使用したものとは異なるmRNAワクチンを接種することができる。

4.免疫不全の人、臓器移植を受けた人、腎透析者については、一次接種及び追加接種から少なくとも5ヶ月の間隔を空けてから、ブースター接種を行うことが望ましい。

5.新型コロナウイルスに対する免疫反応と保護効果
当国の70歳以上の一次接種完了者に対するワクチン効果に関するデータによると、新型コロナウイルスの感染に対して85%、入院に対して99%、死亡に対して92%の効果があった。つまり、70歳以上のワクチン接種完了者は、新型コロナウイルスによる感染確率が約9倍低くなり、入院確率が10倍低くなるのである。高齢者向け住宅施設の同年齢の居住者においても同様の保護効果が認められ、2回目のワクチン接種後に感染が90%、入院が98%、死亡が96%減少している。

6.ワクチン接種による感染への効果
複数の研究により、新型コロナウイルス・ワクチンは、高齢者のコミュニティを含め、新型コロナウイルスの感染を50-60%減少させることが示されている。これらの研究はアルファ株が優勢であったときに行われたものであり、デルタ株の感染に対するワクチンの効果は低い可能性はある。しかし、ワクチン接種を完了した場合、感染者のウイルス量はより迅速に減少することが判明している。またブースター接種は、新型コロナウイルスに感染した場合に、ウイルス量を減少させ、感染を抑制する効果があることが確認されている。

7 該当者には、当国政府からワクチン接種の案内状が郵送され、4か所のワクチン接種センターまたは医師への予約方法についての詳細な説明が行われる。またホームページ(https://impfen.lu./)及びホットライン(電話番号:(+352)247ー65533)において、情報を確認することができる。

ルクセンブルク在留邦人の皆さま及びご旅行中の皆さまにおかれましては、今後も政府発表や報道、下記サイト等を通じて最新情報の収集に努めてください。

■ルクセンブルク保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
http://sante.public.lu/fr/prevention/coronavirus-00/index.html

■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイト
https://www.lu.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00017.html