今後の規制措置等に係る改正新型コロナ法の可決

2022/2/17
 今後の規制措置に関する2月4日のルクセンブルク政府会見に引き続き、2月11日、国民議会は同規制措置を定めた改正新型コロナ法案が賛成多数で可決したと発表しました。

1 概要
 2月11日、改正新型コロナ法は賛成多数で可決された。同改正法は2022年2月11日から2022年4月30日まで適用される。
2 主な改正内容
(1)「Covid Check」制度の緩和
 これまで「2G+」(注:「2G+」では、2G(ワクチン接種証明書もしくは回復証明書)に加えて、ブースター接種もしくはその場における簡易抗原検査が必要。)が適用されていたHORESCA(ホテル、レストラン、カフェ等)、レジャー、文化分野のイベント及び施設において「3G」が適用となる。ただし、病院や介護施設では、訪問者に対して「3G+」が引き続き実施される(現場における簡易抗原検査が実施される)。「3G」では以下の証明書の確認が行われる。なお、ワクチン接種の禁忌証明書保持者及び12歳2ヶ月未満の子どもについては3G制度の対象外となる。
ア 270日(9か月)以内に発行されたワクチン接種証明書
イ ブースター接種証明書(有効期限なし)
ウ 180日(6か月)以内に発行された回復証明書
エ 有効なPCR検査または簡易抗原検査による陰性証明書
(2)職場における「Covid Check」制度の任意実施
 2021年12月から職場で義務化された「3G」制度が再び任意となる。「3G」制度を実施しない場合、同じ場所(オフィス、会議室、食堂等)に同時にいる職員が10人を超えた時点で、集会に関する規制が適用される。
 11日、政府と社会団体との間で協定が締結され、職場における任意の「3G」制度の適用は、職員代表の書面による合意を条件としてのみ行うことができることが規定された。改正法の発効から最長14日間の経過期間を設け、その間に、職員代表と合意の下、新たな決定を下すことができる。
(3)営業時間制限の撤廃
 HORESCA(ホテル、レストラン、カフェ等)部門における23時までの営業時間制限は撤廃される。
(4)集会規制の緩和
 個人宅で行われる集会やイベントへ制限が撤廃される。他方で、以下の集会規制が引き続き実施される。
・10人まで:制限なし。
・11人以上50人未満:「Covid Check」制度の適用、或いは、マスク着用と2メートル以上の距離の確保。
・51人以上200人以下:「Covid Check」制度の適用、或いは、マスク着用、着席、2メートル以上の距離の確保。
・201人以上2000人未満:マスク着用、座席指定、2メートル以上の距離の確保という3条件を満たさない場合、原則として「Covid Check」制度の対象となる。
・2000人以上:保健省の事前許可制。
(5)未成年者のワクチン接種に関する親権者同意書
 15歳までの未成年者は、片親の承認でワクチンを接種することができる。16歳以上の未成年者はワクチン接種する際に親の同意は必要としない。
(6)隔離に関する変更
ア 濃厚接触者に対する隔離は撤廃。
イ 陽性の場合、感染者が24時間以内に2回の簡易抗原検査を行い、陰性であれば隔離期間(通常10日間)を短縮することができる。この新しい隔離期間は、ワクチン接種の有無にかかわらず、すべての人に適用される。

 ルクセンブルク在留邦人の皆さま及びご旅行中の皆さまにおかれましては、今後も政府発表や報道、下記サイト等を通じて最新情報の収集に努めてください。

■ルクセンブルク保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
http://sante.public.lu/fr/prevention/coronavirus-00/index.html

■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイト
https://www.lu.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00017.html