ルクセンブルク・ホテル・観光学校教員に対する公邸料理人和食セミナーの開催

令和4年6月21日
 6月16日及び17日、当館は、西川恭子・大使公邸料理人によるルクセンブルク・ホテル・観光学校(École d'Hôtellerie et de Tourisme du Luxembourg:EHTL)の教員を対象とした和食セミナーを開催しました。和食は、「和食:日本人の伝統的な食文化」として2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
 6月16日に行われた第一部では、ミシェル・ラナース(Mr Michel Lanners)EHTL校長及び同校の給仕業務の教員6名が大使公邸を訪問しました。出席者は、西川公邸料理人から、料理の作り方、盛り付け方、日本での正しいテーブルマナーなどについて説明を受けるとともに、日本の伝統的なお弁当である「松花堂弁当」の味を体験しました。
続いて、茶道表千家流の山中宗泉教授及び土井てる子氏の協力を得て茶道の実演が行われ、出席者も積極的に参加しました。
 6月17日に行われた第二部では、西川公邸料理人がEHTLを訪問し、調理及び製菓担当教員12名に対して、和食の調理に関するセミナーを行いました。出席者は和食の複数のメニューの調理方法に加え、味噌や出汁など、日本の食材や調味料についても詳しく学びました。
 以上の取組みを通じて、料理を通じた日・ルクセンブルク両国間の交流を更に深めることができました。

セミナーの様子を収めたショートムービー(当館YouTubeチャンネル)
 
6月16日


6月17日